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2006年4月16日 (日)

10冊目 『HAPPY NEWS』

早いもので?今回は記念すべき10冊目の紹介です。10冊目の記念になる、何かいい本はないかなぁと考え、そうや!これにしよう、と決めたのが今回紹介する、

『HAPPY NEWS』 社団法人日本新聞協会+HAPPY NEWS 実行委員会 2005.7 マガジンハウス

HAPPY NEWS』 社団法人日本新聞協会+HAPPY NEWS 実行委員会 2005.7 マガジンハウス

です。この本は、2004年秋にスタートした「HAPPY NEWS キャンペーン」に寄せられた記事を、スクラップ形式で紹介する形で構成されています。

ところでみなさん、この「HAPPY NEWS キャンペーン」をご存知でしたか?実は私自身、キャンペーンが始まった当時、このような素敵な企画があることを知らず、この本が出版される時になって、その存在を初めて知りました。

キャンペーンスローガンは「ニッポンに、もっと、いつも、いいニュースがありますように」。「新聞で見つけた幸せな記事」と、幸せになった理由(コメント)を募集したこのキャンペーンに集まった記事は3978個、6歳から95歳までの方が参加されたそうです。そのうち10の記事が日本新聞協会の選考で2004年度のHAPPY NEWSに選ばれました。本書では、それら10の記事をはじめ、ユーモアの感じられる、思わず微笑んでしまう、そして心がほっとするたくさんの記事が紹介されています。

これらの記事は、

HONOBONO

AHAHA

PACHIPACHI

POROPORO

YATTA!

という5つのテーマで紹介されているのですが、勘のいい皆さんは、すぐにこの意味が分かりましたよね(*^o^*)(縦に読むと…)

本書の帯には、Mr.Childrenの桜井和寿さんが、

新聞の片隅で“Happy”はこんなにも慎ましく咲いている、

ゆがんで見えている世界は実は錯覚で

僕らはHappyが敷き詰められたふかふかのカーペットの上を

今日も歩いているのかもしれない。

とのコメントを寄せています。

さて、実際に本書を手に取っていただくと分かるのですが、この本のテーマに相応しい装丁がなされていて、人の手触り、温もりを感じることが出来ます。紹介されている記事は、いかにも人が切り出したようなギザギザ感が残されていて、読み手を和ませてくれるイラストは、新聞の切り抜きが上手に生かされていて、なんともほのぼのとした、いい味を出しています。

あっ、この記事リアルタイムで知ってたなぁというものもありましたが、知らなかった記事もたくさんあって、ん~。とうなずきながら、ページをめくっていきました。

私は趣味で、5年ほど新聞記事のスクラップをしているのですが、どんな記事でも切り抜いた瞬間から、まるでスポットライトが当たったように、不思議と輝き出すのです。それまでたくさんの記事の中の一つだったものが、切り抜いた瞬間に主役となって、まったく違うものに感じられるのは私だけでしょうか。この感覚は、入試の国語で引用された、小説や論文のある一場面が妙に面白く感じられる、あの感覚に似ています。私は、何でもかんでも、気になった記事は全て切り抜かずにはいられないので、それらは膨大な量になってしまっていますが、この本では「HAPPY NEWS」のテーマに沿った記事が集められているので、これらの記事と新鮮な気持ちで出会うことが出来ました。

ちなみに、この「HAPPY NEWS キャンペーン」は現在も続けられていて、先日、「HAPPY NEWS 2005」の発表がありました。

やさしい気持ちにさせてくれる できごと は

新聞の一面で ニュースだ! と

おおごえでさけんだりはしないけれど

それでも ひかえめな顔をして 温かい手紙のように

毎日 とどけられています

(『HAPPY NEWS』冒頭より引用)

みなさんも自分のお気に入りの『HAPPY NEWS』を探してみませんか。

◎関連リンク◎

HAPPY NEWS(マガジンワールド)

HAPPY NEWS 2005(日本新聞協会)

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