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2006年6月 6日 (火)

「チッチキチー」考

今日は6月6日。2006年6月6日と書くと、666と数字が並びます。この数字の並びを不吉とする人々が世界にはいるようですが、それは置いておいて、6月6日といえば、「♪雨ざあざあふってきて~」で馴染みのある、「かわいいコックさん」の絵描き歌が思い出されます。が、今日の大阪は晴天の真夏日!梅雨入りまではもうしばらくあるそうです。という訳で、関連するサイトを検索していると、ズバリのサイトを発見しました。

かわいいコックさん ←音が出ます

サイトの中に「コックさん誕生秘話」というコーナーがあるのですが、読んでビックリしました。「かわいいコックさん」の絵描き歌、その発端に関わったとされる方のことが書かれていたのです。この話がもし事実なら、ものすごい広がり方をしたんだなと驚かされます。

コックさん誕生秘話(かわいいコックさん)

さて、ずっと気になっていたのが「チッチキチー」のこと。

チッチキチー(livedoor 辞書 新語探検)

「チッチキチー」は、去年あたりから流行った、大木こだま・ひびき師匠(私はもちろん弟子ではありませんが、関西人なもんで)のギャグですが、そのリズム、どこかで聞いたような気がしていたのです。それで、ひょっとしたらこれかなぁというものを自分なりに探してみました。あくまで自分の記憶を頼りに探したので、他にもまだあるかもしれません。

・「ツッタカター ツッタカター」(西川のりお師匠)

同じお笑いなんで、このギャグに反応した可能性は大です。

・「オッペケペー」(明治時代の自由民権運動の歌)

急に学術的になったような錯覚に陥りかけましたが、なんのことはありません。中学生の時に、社会の先生が歌ってくれたのが記憶の片隅に残っていたのです。

オッペケペーとは(はてな)

明治23年 オッペケペー歌 ←音が出ます

・「パッパラパー」

これって使っていい言葉なんだろうかと、書くのを躊躇しかけたのですが、検索中にトリビアな事実を発見したので書き残しておきます。パッパラパーの語源は、ドイツ語の「papperlapapp(パッパーラパップ)」が有力で、その意味は「ばかばかしい」だそうです。へぇ~。

以上、「チッチキチー」考でした。

この話題に関連して、芸人さんの本について。今年話題を振りまいているのは、なんといっても、劇団ひとりさんの「陰日向に咲く」ですね。その書名を聞くたびに、小学校低学年の時の校長先生の、集会での挨拶の決まり文句だった「陰日向なく行動しましょう」を思い出しています。その校長先生は子ども好きのとても優しい先生だったので、その決まり文句は今でも良い思い出です。「陰日向に咲く」がヒットして評判が高まるにつれ、劇団ひとりさんに対するいろんな番組での扱いが、一視聴者として見ていてですが、なんだか丁寧になったような気がします。

今日紹介した西川のりお師匠も本を書いていて、それはドラマ化されていますし、島田洋七師匠の「佐賀のがばいばあちゃん」は今月映画が封切られる予定です。「陰日向に咲く」も近々映画化されるような話もあるみたいですね。以下、関連リンクです。

佐賀のがばいばあちゃん

・『陰日向に咲く』 劇団ひとり 2006.1 幻冬舎

・『佐賀のがばいばあちゃん』 島田洋七 2004.1 徳間書店(徳間文庫)

・『オカン』 西川のりお 2005.4 徳間書店(徳間文庫)

・『たけしくん、ハイ!』 ビートたけし 1995.4 新潮社(新潮文庫)

追記1:2006年6月16日(金)

「チッチキチー」について、ここで書いた後もさらに考えて続けていました。「チッチキチー」を母音だけで言うと「イッイイイー」となり、ショッカー並みに印象的な、「イ」音の塊であることが分かります。となると、前回ここで挙げた「ツッタカター」「オッペケペー」「パッパラパー」は、リズムは近いですが、母音は全然違うことに気づかされます。「パッパラパー」なんて、「アッアアアー」ですもんね。そこで、自分の記憶の中の「チッチキチー」の淵源をさらに探ってみることにしました。「チッチキチー」考の第二弾です。

・「チャンチキおけさ」(三波春夫)

結構昔の歌ですが、オッペケペー歌に比べればどれだけ新しいことか。この「チャンチキ」という響きは、なかなか近いような気がしませんか?

チャンチキおけさ ←音が出ます

ちゃんちき(Yahoo!辞書)

・「ちゃんちゃらおかしい」

ちゃんちゃらが何となく近いような気がしたものの、ちょっと違うかな。語源についてはなかなか面白そうです。

ちゃんちゃらおかしい(Yahoo!辞書)

「ちゃんちゃらおかしい」の『ちゃんちゃら』とは?(ハンゲーム 知識plus)

・「キッチキチ」

これはかなりの大本命です。「このズボン、キッチキチやわ~」「電車に人がキッチキチに乗ってるで」というように、きついとかきっちりという意味で昔から使っていました。googleで「キッチキチ」を検索してみたところ、今日の時点で約1970件となっています。う~む、自分の中ではこれが答えなのかなぁ。

追記2:2006年7月18日(火)

7月15日(土)に放送された「ナンボDEなんぼ」(関西テレビ)に、大木こだま・ひびき師匠が出演されていました。そしてついに、「チッチキチー」の誕生秘話が明らかに。

こだま師匠によれば、あるグルメ番組に出演したのが「チッチキチー」誕生のきっかけだったそうです。番組で5軒、6軒とグルメレポートを続けて、とうとう言うことが尽きてしまったこだま師匠。その時、笑いの神が降りてきたのでした。

「チッチキチ~」(なるみのツッコミ「なんやそれ」)これが「チッチキチー」誕生の瞬間でした。

こだま師匠は、『今思えば、何も言うことがなくて、チクショーという気持ちがチッチキチーになったのかもしれん』ということを言われていました。ふむふむ、なるほど。

その後、無意味だけど料理を食べた時の感想コメントとして、こだま師匠の頭の片隅にあった「チッチキチー」は、爆発的な人気の階段を登り始めることになります。「めちゃイケ」の矢部っちのオファーシリーズ「王将編」に出演した際、料理を食べた感想で「チッチキチー」と言ったところ、矢部っちが爆笑。「なんですの、それ。」意味はないんですね。放送終了後、関東地方で「チッチキチー」の人気に火がついたそうです。更に「めちゃイケ」の笑わず嫌い王にも「チッチキチー」で出演。そして現在に至ったそうです。「王将編」はリアルタイムで見ていました。確かに「チッチキチー」で爆笑する矢部っちを見た覚えがあります。

すっかり「チッチキチー」が看板になった大木こだま・ひびき師匠ですが、「往生しまっせ~」もまた聞きたいです。若手お笑いコンビが台頭している今日この頃、最近見れなくなった「トミーズ」や「おかけんた・ゆうた」の漫才を見たい!「えぇこえ~~~♪」

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