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2006年10月10日 (火)

氷山の一角

今朝、「めざましテレビ」の芸能コーナーで、コブクロの6thアルバム『ALL SINGLES BEST』の売れ行きが絶好調だという話題が紹介されていました。

コブクロオフィシャルホームページ

そのことについて、コブクロのお二人がコメントされていたのですが、その中で黒田さんが、「このアルバムに収録されている曲は、氷山の一角で、コンサートではまだまだたくさんのいい曲があるんで…」という趣旨のことを言われていました。私は、そのコメントに『なにかが違う』と感じて、なんでかなぁと考えてみると、「氷山の一角」という言葉を使うときは悪い物事について言うときに使うからやろか、と思いました。仕事から帰ってきて、早速「氷山の一角」について調べてみたところ、大辞泉では、

表面に現れている事柄は好ましくない物事の全体のほんの一部分であることのたとえ。「今回摘発された事件は―にすぎない」

と説明されていました。ふむふむ、やはり好ましくない物事のときに使う言葉のようです。じゃあ、好ましい物事の一部分のときは何て言ったらいいんでしょうか。

「このアルバムに収録されている曲は、○○で」。考えてみます。知っている方、いらっしゃったら是非教えてくださいませ。

関連しているか分かりませんが、以前「タモリのジャポニカロゴス」で、「幸先(さいさき)がいい」とは言っても、「幸先が悪い」とは言わない、という話を聞きました。なんとなしに「幸先」を調べてみたところ、大辞泉に、

事を始めるときに当たって何かを感じさせる物事。前兆。縁起。「―がいい」「―がわるい」

という説明が…。

Yahoo!辞書 【幸先】

ど、どっちなんでしょう。言葉は生き物とは言いますが。難しい~。

今、急に気になっているのは、「ねむい」や「だるい」、「かゆい」などが、なぜ「ねみ~」「だり~」「かい~」になるのか。どうでもいいですが、気になります。三文字さえ省略されてしまっているのでしょうか。この法則に則ると、「しんどい」は「しんでぃ~」になるのか~…。あ、でも「しんでぇなぁ」って言う人はいるなぁ。

こんな本を見つけました。

My読書ノート(小学館)

数年前に新潮社から、『マイブック』が出たときは、おぉ~、そうきたか!と感嘆して思わず買ってしまいましたが、ちょっと二番煎じかなとも思いつつ、「読書ノート」文庫とは、これもなかなか面白いアイデアだなと思いました。

マイブック 2007年の記録(新潮社)

「ダ・ヴィンチ11月号」の中で、「関西ダ・ヴィンチ」が創刊されていて、これはなかなか興味深かったです。

ダ・ヴィンチ本誌のご案内(WEBダ・ヴィンチ)

追記1:2006年10月13日(金)

「氷山の一角」のように、「○○の○○」という言葉を文章中に取り入れると、なんとなく文章が引き締まる感じがします。というわけで、そんな言葉を集めてみることにしました。ただし、辞書にある言葉で。そうしないと、「会心の一撃」とか「衝撃の告白」とかも入ってしまうんで(笑)

以下、五十音順になってます。

机上の空論

九牛の一毛

紺屋の白袴

砂上の楼閣

春秋の筆法

青天の霹靂

滄海の一粟

総領の甚六

団塊の世代

頂門の一針

盗人の昼寝

氷山の一角

未必の故意

六日の菖蒲

無官の大夫

無用の長物

追記2:2006年10月26日(木)

私が言葉に強い関心を寄せる、そのルーツとも言うべき存在である、夢岡樽蔵さんが「○○の○○」という言葉について調べてくれました。ここで紹介したいと思います。夢岡さん、ありがとうございます。

阿吽の呼吸

窮余の一策

最後の審判

最後の晩餐

自由の女神

大海の一滴

伝家の宝刀

貧者の一灯

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4.はっちのアンテナ」カテゴリの記事

コメント

難しいことを考えてるなぁ。
「このアルバムに入っている曲は、まだまだ序の口で・・・」(汗)

 語彙力って大切ね(笑)
最近は本を読めてましぇン。。
メール送ったし、また見ておいてくださいね!
また遊びに来ます。
今日は比較的、夜はのんびりできました☆

投稿: おうじ | 2006年10月15日 (日) 19:35

おうじ、コメントおおきに~♪
なるへそ、「序の口」かぁ。
『このアルバムはまだまだ入り口にすぎなくて、
コンサートに来たら他にもたくさんいい曲があるよ。』
っていう意味になるから、これはいいね~。

仕事だけになるとなかなか辛いので、
意地でもこのブログは維持してます。
おいらもあんまり本読めてないけど、
なんとなく楽しくやっとりますよ。

なかなか読めないのに、図書館では途切れずに本を借り、
給料の使い道といえば、ほぼ本を買うか貯金かという生活です。

メールの確認怠ってたよ~ごめん(汗)

ネット上で名前が重なってるっぽいので、
今日から、はっち改め「北風はっち」になりました。
冬生まれなんと、名前が「き○○た○○」やからです、はい。
みなさん、よろしゅう~

投稿: 北風はっち | 2006年10月15日 (日) 22:15

2012.9.7、軽部 真一氏がまた良いことを氷山の一角と言っていました。どうも気になってしようがありません。影響力の強い人のこのような間違いにはこまったものです。
captain-hien@ever.ocn.ne.jp

投稿: Captain-Hien | 2012年9月 8日 (土) 11:11

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