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2006年10月30日 (月)

勝ち色

「勝ち色」という言葉があります。あまり聞かない言葉ですが、スポーツの世界では好まれているようです。今年、WBCで世界一になった日本代表も「勝ち色」の藍をベースとしたユニフォームを着て戦いました。2004年のアテネオリンピックの日本代表選手団オフィシャルウェアにも「勝ち色」が使われています。

「2006 WORLD BASEBALL CLASSIC」日本代表ユニフォーム(ミズノ)

日本代表選手団オフィシャルウエア発表(JOC アテネ2004)

では、なぜ藍色が日本の勝ち色なのでしょうか?

『Amoenitas~カラー通信~』さんに、その理由が書かれていたので引用させていただきました。

この「勝ち色」とは、どんな色かというと、その歴史は、鎌倉時代までさかのぼります。平安時代の「雅」な色彩文化から一変し、戦国武将たちの質実剛健な精神、心身の「張」を反映するような色が好まれるようになった鎌倉時代。その代表色が「褐色」(かちいろ)です。「褐色」とは、紺よりさらに濃く暗い藍染めの色。今日「かっしょく」と呼ばれる赤茶色とは別の色です。褪色しにくく、また敵にも強そうな印象を与えるといった物理的、心理的な効果があり、「かち」に「勝」の字をあてて「勝色」とし、縁起を担いで用いられたといわれています。

Amoenitas~カラー通信~(vol.4 2006.3.16)

なるほど、「褐色(かちいろ)」の「かち」と、「勝ち」の「かち」は音が一緒なので、「褐色(かちいろ)」と呼ばれていた藍色が勝ち色として用いられるようになったんですね。

では逆に、「負け色」はあるんでしょうか。こちらはあまり縁起が良くないためか、決まっていないようです。私だったら、負け色は灰色にします。なぜなら、「敗色」だから。

敗色、はいしょく、灰色…。

「勝ち色」と思考の方向は一緒のはずなんですが…、なんだかなぁ。

かなり前に、どこかで聞いた記憶があるのですが、古代から日本で用いられていた色は、「真っ(まっ)」がつくそうです。

たとえば、「真っ青(まっさお)」「真っ赤(まっか)」「真っ白(まっしろ)」「真っ黒(まっくろ)」

同じく、『色名+「い」』という法則もあるようです。「青い」「赤い」「白い」「黒い」。他の色を考えてみると、「緑い」「紺い」「紫い」とか言いませんね。「茶色い」や「黄色い」とは言いますけど、「茶い」「黄い」では通じません。

青、赤、白、黒と言えば思い出すのが、青竜・朱雀・白虎・玄武の四神。私にとっては、「キトラ古墳」よりも「魔界塔士SaGa」という話題です。ちょっと話が逸れますが、私が小学生の時に一番やったゲームがゲームボーイの「SaGa三部作」だったので、先の四神を始め、登場したキャラクターの名前で、ずいぶんと神話に登場する神や人、怪物の名前を覚えたと思います。もっとも、子どもの時は名前の由来など分からず、後になって、へぇ~そうやったんやと気づいていくわけですが。スーパーマリオも英語を勉強してからやってみて、初めてキノピオが何を言っていたのかが分かり、ゲームで成長を感じるという不思議な体験をしました。

話は戻って、青、赤、白、黒ですが、青春、朱夏、白秋、玄冬などとも言いますね。これらは「陰陽五行」の話なので、私は全くの素人です。ちょっと興味があるので、また学んでみたいと思います。

日本の古代色について(紙アラカルト)

追記1:2006年11月16日(木)

ふと思ったのですが、「色名を重ねられる」という法則も成り立つかもしれません。

【青青】 goo 辞書

【赤赤】 goo 辞書

【白白】 goo 辞書

【黒黒】 goo 辞書

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